僕は今年40歳の男性ですが、10月に行われる地区の運動会でリレーに出場することになってしまいました。
- 本気で走るのは8年ぶり
- 運動は週1でほどほどにやるくらい
- 身長は172cm、体重は70kg
全力ダッシュなんて全くやってなくて8年ぶり、しかも地区の運動会でみんなの前なので、恥をかかないか心配でした。そこで練習しようと思ったのが、いまトップアスリートも行っている「支持脚ドリル」と言う練習方法です。
その練習をしつつ、運動会で実際に走ってきたので、結果を綴りたいと思います。
練習不足、本気ダッシュしたら足が肉離れ状態に

学生時代は運動部だった僕ですが、いつの間にかもう40歳。本気で走るなんてずっとやってなかったので、そもそも走れるかどうかが心配でした。そこで試しに家の近所で全力ダッシュしてみると、
もう太ももの裏が痛い痛い(´;ω;`)
しばらくは足に振動が来ると歩けないくらい痛くて、太ももの裏を見たらアザのようなものがたくさん出来ていました。
調べてみたら一種の肉離れのような状態になっていたみたいです。こりゃ本番で走るのはきついな…でもみんなの前だから恥をかくのも嫌だな…
そう思ってネットで練習方法をいろいろと調べていました。
現在注目されている「支持脚ドリル」の練習方法
僕が学生の頃は走る練習というと、きつい走り込みや200m×10本みたいな気合と根性の練習をやっていたと思います。しかし最近の強豪高校は、そこまで走り込みをメインにやっているわけではないそうです。
100mで高校記録を出した清水空跳選手のいる石川県星陵高校では、「支持脚ドリル」と言う練習など、体を上手に使うための練習を徹底的にしているらしい。
走り込みとかウエイトは一切しないで、体の使い方のドリル系を徹底的にやります。上手に体を使うことが一番記録を出すための近道かなと。
星陵高校陸上部:西野弥希顧問
ということでいい機会なので、支持脚ドリルなど星陵高校で行われているメニューを練習してみました。練習方法はこちらのユーチューブに詳しく載っています。
☑️ドリル練習の内容
- 骨盤ドリル3種類
- 2段階歩行ドリル
- 支持脚ドリル
- ギャロップ片脚
- 肋骨運動
- カズアップ
- チューブ股関節ダッシュ
- 出だしプッシュ
- 30mダッシュ
※全てのメニューをやったわけではなく、出来るものから選んでやっています。
骨盤ドリルや支持脚ドリルをやってみましたが、最初は動きかたが全くわかりません(笑)
ギクシャクしながら最初はめちゃくちゃ下手くそでしたが、何日か続けていると多少は形になってきました。(本当にちょっとしたちょっとした形)
全然きつい練習でもなんでもないのですが、これらのドリルを数種類やるだけでもゼエゼエと息が上がってしまいますね。やっぱり普段走っていないと、ちょっとだけ走るのも一苦労です。
しかし意識しながら接地の感覚を掴むことで、多少は地面を捉えやすくなってきたかなとは思います。
全力ダッシュも少しだけやりました

武井壮のYouTubeを見ると、「短距離走がなかなか早くならないのは全力ダッシュをやらないから」と言うコメントを発見しました。
確かに本番では全力疾走するわけで、その全力疾走のMAXを伸ばさないと、足が早くならないのは当たり前ですよね。
全力疾走はきつくて嫌になるのですが、本番で恥をかかないためにも、ちょっときついですが全力疾走も少し取り入れます。長い時間のジョギングなんてほぼしません。
あまりやりすぎると怪我をしたり、ひどい筋肉痛が残るので、あくまでも「最初は5割くらい」→「次の日は6割」と徐々に強度を上げていく感じでやるのがおすすめです。
いざ本番!リレーでは2人抜くことに成功!

そしていざ当日の本番のリレーへ。
練習ではドリルで足の感覚とかを確かめながらやっていましたが、いざ当日になると緊張してそんなもの全く頭に残っていません(笑)
頭真っ白状態でコールされ、リレーの順番に並びます。
そしてリレーがスタート。
「もう後ろの方で来てくれ。前の方で来られるのは嫌だ」
そんな事を考えていると、僕のチームはまさかの1走目の選手が転んで最下位に(笑)
そこから最下位争いを繰り広げつつ、僕に順番が回ってきます。
あとは全く覚えていないですが、バトンを受け取ってから無我夢中で走り、前にいた2人を抜くことに成功しました。
結局支持脚ドリルの効果はあったのか?無かったのか?そこははっきりとは分かりませんが、結果良かったので効果があったと言うことにしておきましょう。
久々の全力ダッシュでしたが、「気持ちよく走れる感覚があった」事だけは確かです。
まとめ
以上、「運動会のリレーで速く走るため支持脚ドリルを練習したら驚く結果に…」の記事のまとめでした。
今は昔と違って時代も変わり、練習方法も効率の良いものがすぐに調べられるのでいい時代になったものです。
これから「運動会に出場しないといけない」「走る競技に出るけど不安と憂鬱しかない」という人は、是非参考にしてみてください。
がむしゃらに走り込みをするよりも「支持脚ドリル」おすすめですよ~
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